投稿者「rekkyo_admin」のアーカイブ

歴史地理教育10月号(No900)-特集・「働き方改革」と教育実践

 

 

 

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特集 「働き方改革」と教育実践
座談会なぜこんなに多忙なのか?──私たちの働きがいはどこに 松田拓・川端萌・大谷和平・田中光則司会:本誌編集委員
「働き方改革」で教職の魅力は回復するか 児美川孝一郎
なぜ教職員を増やそうとしないのか 山﨑洋介
アメリカの教職員ストに考える教員の働き方改革 鈴木大裕
臨時教職員として生きて 加藤貞子

小学校の授業 5年 輪中はここにあった──低い土地のくらし 佐藤広也
中学校の授業 歴史 「星月夜」から「里の秋」へ──子どもたちの戦争認識はどう深まったか 神山知徳
高校の授業 現代社会 原発事故、あれから八年──『ゆうだい君の手紙』をあらためて読む 前嶋匠

連載
子どもの目
▼ちゃんと聞いているの?… 門馬寛
歴教協次世代への継承4
▼ジェンダー平等、女性の権利拡大 平井美津子
高校生と考えた憲法・平和の授業7
▼劉連仁で強制連行の授業をする 山本政俊
映画で感じる韓国現代史7
▼史上初の南北統一チームの葛藤と共闘『ハナ―奇跡の46日間』 永島梓
世界を歩く123
▼暮らすような旅(1)フィレンツェの教会を歩く 前田徳弘
各地からの便り57
▼青森県上北三八支部 支部活動を始めて 吉田守夫
探訪ミュージアム123
▼石見銀山遺跡(島根県大田市) 浅尾弘子

読書室『渡来人と帰化人』『軍馬と楕円球』『徴用工の真実─強制連行から逃れて13年』

歴教協創立七〇年―これまでとこれから 石山久男
『歴史地理教育』のこれからの発展のために―創刊九〇〇号に寄せて 村松邦崇
『中国アニメ』=「パクリ」 稲垣裕史
満洲国裁判制度から見る少数民族統治―ユダヤ教の宗教裁判を事例として 中野昇
憲法理念に反する天皇代替わり儀式に反対する声明 一般社団法人 歴史教育者協議会会員集会

●写真●北から南から─歴教協各県支部ニュース 528●実践記録集・資料紹介●伝言板
●今月の動き●読者のひろば●次号予告●バックナンバー

歴史地理教育9月号(No899)-特集・もっと知ろうカナダの今

         

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特集 もっと知ろうカナダの今
多民族国家カナダの過去と現在─多文化共生への模索 細川道久
カナダ・イヌイット社会の歴史と現状、問題点 岸上伸啓
ガーダ・ベルハジさんに聞く「移民から見たカナダ社会」 本誌編集委員
実践記録/高校日本史 強制収容されたカナダ移民について考える授業 渡辺哲郎
カナダ政治の現在─イギリスらしさと独自性と 岡田健太郎

小学校の授業 4年 川崎平右衛門から探る武蔵野の歴史 小池広之
中学校の授業 公民 地方自治を考える―生徒のつぶやきをまちづくり提案に変える 熊井戸綾香
高専の授業 日本史 なぜ日本近世に農業生産力は倍増したのか―高専歴史学習における主体的な歴史認識育成の試み 武田章

連載
子どもの目
▼新しい扉の向こうには… 篠原貴明
歴教協次世代への継承3
▼地域を歩き人と出会う─地域に根ざした学習を求めて 羽田純一
高校生と考えた憲法・平和の授業6
▼「焼き場に立つ少年」を授業する 山本政俊
映画で感じる韓国現代史6
▼1980年5月、光州事件の渦中に飛びこんでしまった男「タクシー運転手―約束は海を越えて」 平野昇
世界を歩く122
▼私のヨルダン歴史紀行(6)最終回「中東のポンペイ」ジェラシュ遺跡 遠藤嚴
各地からの便り56
▼静岡県サークル サークル「ゆい」は教師としての母港 向井一雄
探訪ミュージアム122
▼かんなみ仏の里美術館(静岡県函南町) 伊豆誠二

読書室『歴史戦と思想戦─歴史問題の読み解き方』『いま、朝鮮半島は何を問いかけるのか─民衆の平和と市民の役割・責任』『NO NUKES ビキニの海は忘れない』『ラテンアメリカ五〇〇年―歴史のトルソー』『シベリア出兵─「住民虐殺戦争」の真相』『ヨーロッパ近代史』

〈インタビュー〉日韓の友好は、歴史の事実を見つめることから 中塚明
開戦八〇年とドイツ―パブリックヒストリー研究の視点から 柳原伸洋
ユニークな想像力で『歴史地理教育』を牽引した編集長大江一道さん 二谷貞夫
日韓の中学生と共に学び、考え合った韓国の歴史―高麗時代の「万積の乱」をテーマに 柳準相
憲法理念に反する天皇代替わり儀式に反対する声明 一般社団法人 歴史教育者協議会会員集会

●写真●北から南から─歴教協各県支部ニュース 527●伝言板
●今月の動き●読者のひろば●次号予告●バックナンバー

埼玉大会は717名の参加を得て、充実した大会となりました。

 8月3日から5日(現地見学は7日まで)の埼玉大会は、現地実行委員会や参加者
の協力を得て充実した大会となりました。御協力を頂きありがとうございます。
 3日(土)草加市文化会館ホールでの全体会は、大会テーマ「ともに生きる、とも
に歩むー対話がひらく未来」を表現した内容でした。山田朗委員長の基調提案は、「
検証と批判がない状態での記憶の継承は、放置しておくと歴史修正主義的な方向へと
流れていく。」と指摘し、「交流と対話を広げることで、私たちの実践の中から歴史
認識のバイアスを克服していく」大切さを訴えました。
    学校の現場が多忙化に直面する中で、内田良講演は、データを示しながら学校教育
のあるべき方向を考えさせてくれるタイムリーな内容でした。地域実践報告も、学年
・学校づくりが地域との連携に広がっている様子を映像と当事者の語りで伝わって来
ました。内田講演、地域実践報告を受けてのトークセッションも好評でした。
    現地実行委員会が企画した「地域に学ぶ集い」「現地見学」は、埼玉歴教協と地域
のネットワークが生かされた素晴らしい企画でした。「地域に学ぶ集い」本部企画、
教科書問題、日韓交流、日中授業交流も時事に応じた内容でした。日本と韓国の政府
間の関係悪化の中でも、韓国・全国歴史教師の会の教職員が大会に参加し、分科会で
報告したことは、日韓交流委員会との交流の積み重ねの成果です。
    歴教協大会の魅力のひとつは分科会です。埼玉大会では170本を超えるレポート
を22の分科会で報告・討議しました。若い教員とベテランが、授業づくり・学校づく
りを話し合いました。また、退職後も市民とともに歴史を学び合う取り組みを継続し
ている各地の経験を交流しました。「来年の大会ではレポート報告したい」と思わせ
る分科会討議だったと思います。
    現地実行委員会、大会関係者、参加者のみなさん、ありがとうございました。                 
 
                     事務局長 桜井千恵美(8月8日)

歴史地理教育8月号(No898)-特集・戦争を語り継ぐ

            

 

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特集 戦争を語り継ぐ
やんばるの少年兵「護郷隊」と陸軍中野学校─すべては「国体護持」のために 川満彰
戦争遺跡を「引き継ぐ」─陸軍登戸研究所 遠山耕平
戦争遺跡の保存と活用を考える 出原恵三
「慰安婦」問題をどう継承するか 大森典子
無差別爆撃の出撃基地としての沖縄・日本本土 林博史

小学校の授業 6年 子どもたちと学ぶ憲法─米軍基地問題から考える基本的人権 上野かすみ
中学校の授業 歴史 堺事件から考えた明治一五〇年─新政府の対応は正しかったか 岩崎圭祐
高校の授業 日本史 満州国の「五族協和」の実像を考える─『満洲補充読本』に見える日本人の意識 小川涼作

連載
子どもの目
▼札幌にも「花電車」が走った 首藤さやか
歴教協次世代への継承2
▼民族の課題と沖縄 平良宗潤
地域─日本から世界から270
▼平和への散歩道を─私たちの三〇年とこれから 寺脇正治
高校生と考えた憲法・平和の授業5
▼「世界の国調べ」で育った主体性 山本政俊
映画で感じる韓国現代史5
▼1968年と2003年の社会と純愛のゆくえ「ラブストーリー」 糟谷政和
世界を歩く121
▼私のヨルダン歴史紀行(5)ヨルダン川岸辺再訪と死海の浮遊体験 遠藤嚴
各地からの便り
▼東京都文京支部 文京支部の伝統を守り、未来につなぐ 瀬戸口信一
探訪ミュージアム121
▼世田谷区立平和資料館(せたがや未来の平和館)(東京都世田谷区) 黒田貴子

読書室『近現代日本史との対話 幕末・維新─戦前編』『同 戦中・戦後─現在編』『給食の歴史』『奴隷 小説・女工哀史1』『工場 小説・女工哀史2』『12の問いから始める オリンピック・パラリンピック研究』『ドキュメント朝鮮で見た〈日本〉─知られざる隣国との絆』『日本の「中国人」社会』

歴史総合をどう見るか─井ノ口貴史論考へのコメント 君島和彦
二〇二〇年度用小学校教科書検定結果から見えてくるもの 俵義文
自衛隊行事への児童の参加が取り止めに 是恒高志

●写真●北から南から─歴教協各県支部ニュース 526●伝言板・いただいた本
●今月の動き●読者のひろば●次号予告●バックナンバー

歴史地理教育7月増刊号(No897)-社会科教育、この20年とこれから

  

 

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社会科教育、この20年とこれから

Ⅰ 現代の課題と向き合う
歴史修正主義とのたたかい 山田朗 10
貧困と憲法 久保田貢 18
「女性」の問題から見えてくること 黒田貴子 24
いま求められている世界史・世界認識の教育のために
―核兵器をめぐる今日的な課題を中心に 木村宏一郎 30
沖縄が提起し続けてきたこと 山口剛史 36
東電福島第一原発事故から八年が経過して 福田和久 42
Ⅱ 歴教協の実践のこれまで・これから
◆子どもが主役
マンガ「ソラノイト」を読んで考える四日市公害 早川寛司 48
四日市の学びから九州の学びへ 伊崎優太朗 54
戦争が遠くなった君たちへ―戦時下の摸擬家族 平井敦子 60
わたしの平和教育実践 能島可奈 66
高校での実践の課題ー学びの場の再構築 柄澤守 72
第二次東学農民戦争を授業する 渡辺哲郎 78
◆若い仲間に広がる
たのしい社会科交流会 千葉 四十栄貞憲 84
若手とベテランがつながる上尾支部 斎藤英樹 86
地域まるごと授業づくりの魅力 首藤さやか 88
◆大会から学ぶ
教えと学び、徐々に深まる参加を楽しむ
―授業方法分科会の歩みから 岩本賢治 92
平和教育の今日的課題―平和教育分科会での報告から 大八木賢治 98
今に続く教科書問題―地域に学ぶ集い 鈴木敏夫 104
Ⅲ 70周年を迎えた歴教協  
『歴史地理教育』編集の舞台裏からの報告 若杉温 110
日中歴史教育交流のこれまでとこれから 米山宏史 116
日韓歴史教育者交流の歩みと課題 糟谷政和 120
全国大会を振り返って 長屋勝彦 126
資料 ●年表で読む歴教協と教育行政のあゆみ
●決議・声明
桜井千恵美 130

 

                  

『創られた明治、創られる明治―「明治150年」が問いかけるもの』

(1)本書の題名 
『創られた明治、創られる明治―「明治150年」が問いかけるもの』
(2)出版社  岩波書店
(3)編
  日本史研究会・歴史科学協議会・歴史学研究会・歴史教育者協議会編
(4)価格  本体価格2600円+税 四六判 272頁
(5)内容 
第1部 「明治百年」と「明治一五〇年」をめぐる論点
1.「明治一五〇年」・“明治の日”・改憲
2.歴史研究における「明治」をみる眼―「明治百年」から「明治一五〇年」への史学史として
3.明治はどう教えられてきたか―近代の日朝関係を教える課題をめぐって
第2部 「他者」と/から「明治」を問いなおす
4.一国史を超えて―アジアの中の明治
5.「明治一五〇年」と朝鮮
6.ヨーロッパから明治を問いなおす
7.隠蔽される過去―明治とジェンダー
第3部 「明治」をめぐる現在
8.創られる伝統―可視化される「明治」
9.戊辰戦争の記憶と地方自治体における「明治一五〇年」
座談会 「明治一五〇年」が問いかけるもの

(巻末資料)
・「明治一五〇年」関連施策の推進について
・安倍内閣総理大臣平成三〇年年頭所感
・明治一五〇年記念式典安倍内閣総理大臣式辞

『これならわかる天皇の歴史Q&A』

(1)本書の題名『これならわかる天皇の歴史Q&A』
(2)出版社  大月書店
(3)著者・編
歴史教育者協議会(歴教協)【編】
岩本努・駒田和幸・渡辺賢二【著】
(4)価格 【本体価格1,600円+税】 A5 216頁
(5)内容
1 天皇の歴史の基本        2.古代の天皇
3.中世の天皇           4.近世の天皇
5.近代天皇制のはじまり      6.近代天皇制と民衆
7.大日本帝国憲法と天皇      8.皇室典範と宮中のしくみ
9.軍隊と天皇           10.教育と天皇
11.明治後期の社会と天皇     12.大正天皇
13.日中戦争と天皇        14.アジア太平洋戦争と天皇
15.敗戦と天皇          16.占領と天皇
17.日本国憲法と天皇       18.「象徴」となった昭和天皇
19.明仁天皇―「平成流」の天皇  
資料:宮内庁公式の「天皇系図」(2018年現在) 皇居・宮殿の見取り図]