教科書攻撃のウソを斬る 子どもと教科書全国ネット21 大月書店 定価1,000円
◆いまの教科書「自虐的」だとののしる「新しい歴史教科書をつくる会」は日本の未来を危うくする。 ◆『産経新聞』連載「教科書の通信簿」のウソと間違いだらけの「評点」を事実にもとづき明快に斬る。 ◆『国民の歴史』を大量無料配布するなど「つくる会」の奇怪なうごきの意味とは。 ◆戦争のできる国をめざすその危険性を系統的に解明。 はじめに 序・学習指導要領を曲解した教科書攻撃 1、いまの教科書「自虐的」ですか - 「中学校社会科教科書の通信簿」批判 @学説をすりかえた「神話の取り扱い」-「神話」 A聖徳太子の「対等外交」は成功したか - 「古代」 B元寇と倭寇 - 「中世」 C「農民たちの抵抗と一揆ばかり」という嘘 - 「近世」 Dはたして、さし絵は自虐的か - 「明治維新」 E帝国憲法の批判こそ日本国憲法の原点 - 「帝国憲法」 F条約改正と結びつけて戦争美化 - 「日清・日露戦争」 G歴史の真実は消すことはできない - 「南京事件」 H侵略の真実を教えるのは自国の歴史を辱めるものではない - 「第二次世界大戦」 I戦後の民主化を無視 - 「終戦・占領・独立」 J「補償」を「賠償」にすりかえて暗い未来を強調 - 「戦後補償問題」 2、まちがいだらけの「通信簿」 - 「小学校社会科教科書の通信簿」批判 @都へ税を運ぶ苦しみは、歴史的事実 - 「古代から戦国時代」 Aなぜ一揆・打ちこわしを学ぶのか - 「江戸時代」 B民衆の願いに目をつぶる歴史感覚 - 「明治維新」 Cやむをえない侵略戦争だというのか - 「日清・日露戦争」 Dなんのために戦争を学習するのか - 「第二次世界大戦」 E平和な国際社会を担う子どもたちに - 「国旗・国歌」 3、戦争国家をめざす「つくる会」の教科書運動 @「つくる会」の教科書とは - "愛国心"のためには嘘もつく A「つくる会」の採択活動の実態とねらい B教科書採択制度改善について C「つくる会」という「戦争国家」をめざす運動がある D「子どもと教科書全国ネット21」に参加しませんか |