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日本の大地震被害について
韓国の全国歴史教師の会から日本の歴史教育者協議会へのみなさんへ 今回、日本の東北地方で発生した地震と津波で甚大な被害と苦しみを体験された犠牲者のみなさんに、深い慰労と哀悼の意を表わします。依然余震がつづいていて原子力発電所からの放射能漏出が憂慮されるという報道に、もどかしい気持ちを禁じ得ません。これ以上被害が出ることなく、速やかに事態が収拾されることを切実に望んでいます。 韓日両国と東アジアの平和のために努力してこられた歴史教育者協議会の先生方とそのご家族、お知り合いの方たちの中で被害にあわれた方がいらっしゃらないかと、憂慮しています。深い悲しみのうちに過ごされておられる方たちに、重ねて慰労と哀悼の気持ちを伝えたいと思います。 今回の惨事は日本だけの痛みでなく、東アジア、いや世界の痛みです。韓国の学生と教師、市民たちもみな日本の痛みを悼んでいることをご理解いただければと思っています。 私ども全国歴史教師の会も、歴史教育者協議会の先生方と日本のすべての市民がこの大惨事を打破って立ち上がれるよう、切実に祈るとともに少しでも役に立てることを探しています。 再度、深い慰労の意をお伝えするとともに、話ることのできない悲しみと衝撃にうちかって立ち上がることを祈っています。 2011年3月15日 全国歴史教師の会 (訳:平野 昇) |
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東北地方太平洋沖地震(東北・関東大震災)による
被災歴史資料保全活動への支援募金のお願い 去る3月11日の東北地方太平洋沖地震(東北・関東大震災)とそれにともな う津波により、岩手・宮城・福島・茨城など多くの地域で甚大な被害が発生しま した。不自由な生活を余儀なくされている被災者の皆様にお見舞い申し上げます とともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げ ます。 歴史資料ネットワークでは現在、各地方面と連絡をとりつつ、被災地の状況の 情報収集に努めております。しかしながら、今回の地震の被災の規模は甚大かつ 広範囲にわたるものであり、今後、長期にわたる活動が必要とされることが予想 されます。 さらに今後、被災地に存在する宮城歴史資料保全ネットワーク、ふくしま歴史 資料保存ネットワーク、山形文化財保存ネットワーク、新潟歴史資料救済ネット ワーク、千葉県文化財救済ネットワークなどを中心とした歴史資料・文化財の保 存救済活動が開始された際、その活動には多くの時間と資金が必要となることも 考えられます。 しかしながら、これまでも大規模な災害が起きるとそれを契機に家や蔵、公民 館や集会所などに古くから保管されていた歴史資料が盗難にあったり、被災地の 混乱につけ込んで売られたり、捨てられたりすることが多く、それにより、家族 や地域の大切な記憶が失われてしまうということが起こっています。地域におけ る歴史資料の流出・滅失を防ぐためには、各方面と連携をとりつつ、すぐにでも 歴史資料保全救済活動を開始する必要があります。また、被災地の史料(資料) ネットが活動の再開に備えて、その活動をバックアップする体制を整えておく必 要があると考えます。 こうした点を鑑み、皆様には被災した地域の歴史資料の救出・保全活動の必要性 について是非ともご理解を賜り、現地の歴史資料保全救済活動を支えるための募金 をおよせいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 東北地方太平洋沖地震(東北・関東大震災)による被災歴史資料保全活動支援募金 (郵便振替)口座番号 :00930−1−53945 加入者名 :歴史資料ネットワーク 【問い合わせ先】 歴史資料ネットワーク 代表 奥村 弘(神戸大学大学院人文学研究科教授) 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1 神戸大学文学部内 電話・FAX: 078-803-5565(平日午後1時から5時) URL:http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net e-mail: メール@アドレス |
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