第四回ティーチ・イン沖縄
沖縄をめぐる写真の行方
―基地、表現、そして真実―
連続ティーチ・イン沖縄 −ヘリ墜落事件以後、沖縄で何が起きているのか−
まずは事実を知ること。沖縄で今何が起きているのか、何が起きようとしているのか、そして私たちの立っているところ、むかっているところは何処なのか、考え、語りましょう。車座になって!
日時 2004年12月18日[土]14:00〜19:00
第一部:14:00〜15:00 スライドショー+トーク
第二部:15:30〜17:00 ティーチ・インと車座集会−石川真生さんを囲んで
第三部:17:30〜交流会(映像作家・本田孝義による沖縄国際大学「米軍ヘリ墜落事件」上映予定)
会場 国際基督教大学 大学本館260
交通:JR中央線・三鷹駅/武蔵境駅下車 「国際基督教大学行き」バス約10分
http://www.icu.ac.jp/campusguide/index.html
参加費 500円(資料代)(第三部参加者の方からは飲食代1000円をお願いします)
去る8月13日に起こった海兵隊ヘリ墜落事故。そのとき、まったく偶然に、石川真生は事故現場に近接する佐喜真美術館で『沖縄ソウル展』を開催中であった。彼女は、カメラをもってすぐに現場に飛び出した・・・・・。石川真生は、復帰直後の1970年代、「東松照明教室」のワークショップを通じて写真を学ぶ。以来現在まで、「基地を取り巻く人々」「港町エレジー」「戦世(いくさゆ)オキナワ48年目の夏」「フィリピン人ダンサー」「日の丸を視る目」「沖縄芝居『劇団でいご座』」「沖縄の自衛隊」など、被写体一人ひとりの人生に迫る作品を発表し続けている。
また、9月12日には、三万人の人々が集まり、ヘリ墜落に抗議する宜野湾市民大会が開催された。これまで自然写真家として活動してきた石川直樹は、事故現場を訪れ、その厳しい自然状況に目を凝らした。
第四回目の今回のティーチ・インでは、個の立場で沖縄の真実を見つめ、表現に取り組む写真家・映像作家を迎え、中央メディアでは「認知されない」沖縄をいかに表現するか、そのメッセージから、共に考え、読み解き、そして、参加者それぞれがどのように応答し、表現できるのか、その可能性を探る試みです。
ゲスト・スピーカー
*石川真生(写真家・http://w1.nirai.ne.jp/mao-i/)
<http://w1.nirai.ne.jp/mao-i/%EF%BC%89>
身体から溢れる沖縄を写真で表現・アピールし続けている、石川真生さん。NYでのグループ写真展から帰ったばかりの真生さんを迎え、展示作品を紹介しつつ、アメリカ人の反応や大統領選の様子を交えて、沖縄をめぐる写真の行方について、お話をうかがいます。
写真・記事展示
*石川直樹(写真家・http://straightree.com/)
<宜野湾市民大会について〜写真・記事展示>
自然の奥深さを見つめてきた眼で、沖縄の今はどう写るのか。
そのチャレンジに囲まれて、語りましょう。
主催:連続ティーチ・イン沖縄実行委員会
石川直樹(東京芸術大学大学院)、岩崎稔(東京外国語大学)、鵜飼哲(一橋大学)、金子活実(国際基督教大学)、後藤拓也(一橋大学)、坂元ひろ子(一橋大学)、中嶋泉(一橋大学)、中野敏男(東京外国語大学)、中本進一(一橋大学)、濱治佳(山形国際ドキュメンタリー映画祭)、東琢磨(音楽批評)、水谷明子(津田塾大学国際関係研究所)、本橋哲也(東京都立大学)、港千尋(多摩美術大学)、若林千代(津田塾大学国際関係研究所)
問い合わせ先:
|