今回の大会は、昨年に引き続き、関東ブロック各都県・各支部の協力を得て、歴教協本部主催で実施し、会場も同じ東京都杉並区の明治大学和泉キャンパスでおこないました。その詳細を、記念講演「<戦後80年>に考える 戦争記憶の継承と平和創造への歩み」をはじめ、多彩で創意あふれる分科会・地域に学ぶ集い・現地見学に分けて紹介します。戦後80年の今年、「新しい戦前」から「新しい戦中」に近づいているといわれ、危機感が高まっています。その中で戦争記憶をどう継承し、それにより平和をどのように創造するか、その方途を模索する節目の大会になりました。 特に、第1日目に実施した高等学校の「歴史総合」について考える特設部会は、テーマ別に3つの分散会を開いて、大いに注目を集めました。