特集 藤原道長とその時代
摂関政治─道長の時代 古瀬奈津子
「この世をば」の歌の新釈と道長像 山本淳子
実践報告/高校日本史 平安時代をどう教えたか─移行期を重視して 浅井義弘
道長の時代の京都を歩く 田中仁
平安貴族と陰陽師 藤原道長『御堂関白記』にみる 繁田信一
小学校の授業 3年 アイヌ語地名の授業 仙石裕子
中学校の授業 地理 在日米軍基地を考える 山本宗彦
中高一貫校の授業 差別の構造を学ぶために─ネット時代の部落問題の学習から考える 室田悠子
連載
子どもの目
▼歴史を学んで感じたことは? 板垣雅則
今、読みたい社会科・歴史教育の“古典”8
▼『ぼくらの太平洋戦争』本多公栄 本庄豊
歴史研究最前線86
▼戦争孤児問題研究の現段階と課題 浅井春夫
楽しくノリノリで過ごした小学校での日々4
▼中村哲医師・金八先生から学ぶ「ハンガーマップ」の授業 宮崎令子
映画で感じる韓国・朝鮮10
▼1777年陰暦7月28日の24時間を描いた『王の涙─イ・サンの決断』 三橋広夫
世界を歩く141
▼エチオピアの教育事情 上野かすみ
各地からの便り70
▼東京歴教協武蔵野支部 大切な学びの場 池本恭代
探訪ミュージアム141
▼嵯峨嵐山文華館(京都市右京区) 中島真帆
読書室『東アジアのなかの二・八独立宣言 若者たちの出会いと夢』『戦争と弾圧─三・一五事件と特高課長・纐纈弥三の軌跡』『絵が語る八重山の戦争─郷土の眼と記憶』『感染症を学校でどう教えるか─コロナ禍の学びを育む社会科授業プラン』『あなたの大切なひとを守るために─残された妻の過労死防止法実現への記録』『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか─人糞地理学ことはじめ』
中学校新教科書を読み比べて―内容改善に向けての課題を考える 石山久男
コロナ禍に便乗する「教育改革」に抗して 児美川孝一郎
史実践報告/高校世界史料で読み解く「大航海時代」―マゼランはなぜ殺されたのか 久木山咲
●写真/表紙裏●北から南から─歴教協各県支部ニュース●546/88●伝言板/91●実践記録紹介/92●今月の動き/93●読者のひろば/94●次号予告/95●バックナンバー/96