定価 850円(本体773円)
描かれた朝鮮人虐殺を読み解く 新井勝紘
千葉県における関東大震災の掘り起こしと継承―市民グループの活動と大学教育を架橋して 小薗崇明
実践報告/高校の枠を越えたユネスコ活動
高校生たちが朗読劇で伝える「分断」と「つながり」―朝鮮人青年との「約束は今も」 江田伸男
実践報告/中学校歴史
中学生と考える関東大震災―なぜ朝鮮人虐殺は起きたのか 髙嶺直己
実践報告/韓国・初等学校
嫌悪を越えて平和を夢見る―関東大震災直後の朝鮮人虐殺事件を学ぶ 秉培(訳・三橋広夫)
〈コラム〉祖母から聞いた熊谷の虐殺 黒田貴子
小学校の授業 4年
石炭で栄えたまちを学ぶ─日本遺産「炭鉄港」の授業化の展望 村越含博
中学校の授業 歴史
移民史から日本近代を考える 平井敦子
高校の授業 日本史B
女工の労働環境の変化から、明治社会を考える─「日本史探究」を見据えた探究活動 早田悠馬
連載
子どもの目
▼四歳の子どもの目と耳―関東大震災の記憶 滝口正樹
今、読みたい社会科・歴史教育の“古典”36
▼『関東大震災』姜徳相 関原正裕
地域─日本から世界から308
▼消えゆく復興小学校 東海林次男 追加資料はこちらをクリック→ 表1調査した復興小学校 図2
八〇年代前半に小学校教員となった私の場合⑥
▼現地での学びはなによりも大事 安達寿子
小さな映画館21
▼『遠いところ』 辻健司
世界を歩く170
▼南京を歩く③ 東呉孫権の遺産 芦鵬
探訪ミュージアム170
▼東京工芸大学杉並アニメーションミュージアム 威知志麻子
読書室
『東京市立小學校兒童 震災記念文集―尋常一年の巻~高等科の巻』
『佐渡鉱山と朝鮮人労働』
『「人文知の危機」と歴史学―歴史学研究会創立90周年記念』
ある騎兵の見た関東大震災 鳥塚義和
誉田山古墳の立入り観察の参加報告―及び、二〇二二年度陵墓見学等報告 小貫充
畝傍陵墓監区事務所建替工事予定区域の事前調査限定公開報告 石橋源一郎
これまでの授業を「世界史探究」に読み替えよう―「アンボイナの日本人傭兵」の授業を例として 早川和彦
●写真/表紙裏●北から南から─歴教協各県支部ニュース● 575/90
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