Ⅰ 第二次世界大戦を再検討する 十五年戦争史研究の現在 河島真 日独伊の戦後処理と戦争責任追及の比較考察 佐藤健生生 日米英戦争と中国問題 森茂樹 植民地にとっての第二次世界大戦─ベトナムにおける日仏共同支配 難波ちづる 日本の五〇年戦争の終わりから新アジア戦争三〇年へ 和田春樹 戦場に向かう女性─一枚の写真から 平井敦子
Ⅱ 記憶・和解・未来─負の遺産を平和創造の礎に 憲法九条の平和理念を世界に 星野恒雄 未来のために、戦争体験者の声をワークショップで語り継ぐ 神直子 日本軍「慰安婦」の歴史と記憶をどう伝えるか 池田恵理子 中国人強制連行・強制労働と西松和解─草の根の日中友好運動と被害者に向き合った裁判官たち 内田雅敏 ドイツの歴史教育と国際歴史対話 川喜田敦子 日中授業交流の現在─歴史教育者協議会日中交流委員会の取り組みから 齋藤一晴
Ⅲ 21世紀を切り拓く国連 国際社会の核軍縮の取り組みと日本 井ノ口貴史 国連の平和維持活動の軌跡と現状 華井和代 国際刑事裁判所の機能と課題 竹村仁美 「国連と日本の関係を考える授業」プラン 稲次寛 国際連合と女性・子どもたち 本庄豊