文学・絵画・映画で学ぶアジア太平洋戦争
Ⅰ 戦争と平和を考える
〈総 論〉絵・物語・映画で学ぶアジア太平洋戦争 家長知史
Ⅱ 「素材」を生かした戦争の授業
『ちいちゃんのかげおくり』の授業―時代背景のイメージをふくらます工夫 本田亮平
一九四二年とエリュアール「自由」のある風景 佐藤広也
読み聞かせで学ぶ戦争 石上徳千代
長編詩「りゅうりぇんれんの物語」から知る中国人強制連行 黒田貴子
『太陽の子』から沖縄戦を学ぶ 梶原秀明
映画『はだしのゲン』から原爆の図丸木美術館へ 中條克俊
「戦争」と「戦後」をつなぐ物語―神奈川で『在日』を読む 小川輝光
日本社会のポストコロニアル―映画『かぞくのくに』を観る 小嶋常喜
絵本を活用したアジア・太平洋戦争の授業 良知永行
空襲体験画で考える戦争と平和 伊藤和彦
日中戦争を描いた中国の創作絵本 木村誠
『凍りの掌』で考えるシベリア抑留 江連恭弘
Ⅲ 〝戦争〟を伝える
上野誠の版画への思いと「ひとミュージアム」 田島隆
本を読み、考え、感性を高め、平和を希求する「ブックトーク」 中嶋千絵
戦争展で絵本のブックトーク 西浦芳郎
読み比べ「学習漫画日本の歴史」─戦争をどう描いているか 鳥塚義和
国策映画と日本の戦争─プロパガンダと娯楽の狭間 大場さやか
フランスでショアーを教えること ユベール・ティゾン〔訳:藤森晶子・剣持久木〕
資料●子どもの興味を引きつけ平和の尊さを考えさせる教材と資料 埼玉県歴教協所沢支部/本誌編集委員
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